2014年7月15日火曜日

受け身をとるすすめ

柔道で一番最初に教わることはなにか知っているかな?
答えは受け身です。受け身というのは、相手に投げられたときに、怪我をしないように腕で畳を打ってダメージを減らすテクニックのこと、つまり、上手な転び方のことです。
転ばない方法ではなくて、上手な転び方を最初に教えるんだよね。
怪我をしない転び方や投げられ方を教わることで初めて、積極的に相手に向かうことができるんだ。だって、投げられるたびにけがをすることがわかっていたら、相手に向かうのがとても怖くない?

さて、柔道を例にして話をしたけれど、これを日常生活に置き換えてみよう。みんなは、学校とか部活とかで多かれ少なかれ失敗することがあると思う。失敗をしないことは無理だ。そして、失敗をしたら、心や身体が怪我をすることってあるよね。
だけれど、受け身をおぼえていたら、心や身体の怪我をしないで済むんだ。

受け身の方法はいろいろあるし、自分なりの受け身を身につければいいと思う。一つ例を挙げるとすれば、「次につなげる」という受け身もあるよ。失敗をしたら、なんで失敗をしたかを考えて、次に同じようなことが起きた時に備える、とかね。

もしも君が大きな失敗したときに、不必要に自分を傷つけないことを祈ります。

またね!!