2014年10月10日金曜日

栄光の副作用


昔々、あるところに、ぶい次郎という学生がいました。
ぶい次郎は勉強をがんばったので、テストの成績が学校で一番になりました。
テスト結果がでたとき、ぶい次郎はとっても喜びました。

そして、一週間、二週間、一ヶ月と時間がたちました。


周りの子はみんな次のテストに向けてがんばっているのに、ぶい次郎はなかなか勉強に取り組みませんでした。
勉強をするよりも、ゲームをしたり、友達と遊んでばかりいました。

そして次のテストのとき、ぶい次郎は成績を悪くしたので、一番をとることができませんでした。
周りの友だちにテストのことを聞かれたぶい次郎はこう答えました。
「今回はやる気がなかっただけさ。本気をだせば、一番を取れたよ。知ってるだろ?僕は一番をとったんだぜ!!」

・・・・・・

時は流れ、3年後、ぶい次郎は相変わらずテストでよい点数をとれずに落ち込んでいました。
周りの友だちにテストのことを聞かれたぶい次郎は、こう答えました。
「今回はやる気がなかっただけさ。本気をだせば、一番を取れたよ。知ってるだろ?僕は一番をとったんだぜ!!」


成功って、自信にもなるけれど、傲慢にもつながるんだよね。

成功したあとは、どんな人でも必ず傲慢になるものだとブイチは考えています。必ずです。ブイチもそうです。
例えば、子どものころ貧乏の辛さを味わいぬいた人ほど、成功してお金持ちになったあと派手にお金を使って遊んでしまうんだよね。

大事なのは、成功して浮かれたあとに、傲慢な自分と向き合えるかどうかだとブイチは思っています。ブイチの考えだけどね。

傲慢さから抜け出す方法はいろいろあるから、自分なりのやり方でいいと思うよ。
ひとつのやり方として、成功を捨てて新しいことに挑戦するという方法もあります。(詳しくは、【手放すことで、次に進める】 http://vchiishere.blogspot.jp/2014/08/blog-post_42.html  を見てね)
次回は傲慢さから抜け出す他のブイチなりのやりかたを書きます。

読んでくれてありがとさん!!