2014年12月31日水曜日

賢者は過程に誇りをもつ (年末年始再投稿企画 H26-27)




栄光の副作用 の続きです。





幸福はどこにあるのだろうか?

快楽を愛する人は、感情のなかにあると考える。名誉を愛する人は、他人の行動のなかにあると考える。
気づいた人は、自分の行動のなかにあると考える。

ブイチの好きなことばの一つです。たしか、古代ローマの皇帝のアウレリウスさんの言葉だったと思います。



今日は続けてもうひとつ、ブイチの好きな言葉を紹介するね。

常にやれることをやろうとした自分がいたこと。それに対して準備してきた自分がいたことを誇りに思っています。

たしか、野球選手のイチローさんの言葉だったと思います。



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成功したあとって、どんな人でも傲慢になりがちなんだよね。
成功をしたあとの傲慢さから抜け出る方法のひとつに、成功でなく、成功にいたるまでの過程に誇りをもつというやりかたがあるとブイチは考えています。


例えば、年間を通じて何十本ものホームランを打った日本一のホームランバッターがいるとします。

「自分は日本一のホームランバッターだ」ということを誇りにしていると、体力が落ちて昔のようにホームランを打てなくなったとき、自分をみじめに感じてしまって次に向けて行動ができなくなっちゃうと思うんだ。
みじめな自分を隠すために、「俺は昔すごかったんだぜ!!」と自慢してしまうかもしれません。


でも、「自分は、自分なりの目標をたてて、努力と挑戦をしてきた」ということを誇りにしていると、たとえホームランを打てなくなっても、次の目標に向かって行動ができると思うんだよね。


読んでくれてありがとさん!!