2015年1月4日日曜日

期待は役立てるもの (年末年始再投稿企画 H26-27)

モーターもエンジンもない時代、昔の船って風や海流の力を利用して目的地へ進んだんだよね。
帆をあやつって風を受けて、目的地へ向かったんだ。
漫画のワンピースの船を見れば、イメージがわきやすいかもね。

順風のときは、簡単に目的地にたどりつけるけれど、時には逆風がふくときもあるよね。
南の目的地へ行きたいのに、風は南から北へと流れていて、船を北へ北へと押し流そうとするとします。
そんなときは、帆をたたんで、南へ向かって風がふくのをまったり、人力で船を漕いで、南へ向かう海流にのったりしたんだ。

この風や海流の動きって、周りの人の期待に似ているとブイチは考えています。
周りの人って、君を動かそうとして、いろいろと期待するよね。

例えば、君の周囲の人は君にいい大学に入ってもらうことを期待しているかもしれません。
いろいろなやり方で君をいい大学に向かわせようしているかもしれません。
参考書を買うだとか、勉強するように勧めるだとか、いろいろやり方はあるよね。

船が海流にのって目的地に着くように、君も周囲の期待にのっていい大学に行ってもいいと思います。自分の力で船を漕いで目的地に着くより、海流にのったほうがはるかに楽に目的地へたどりつけるよね。

もし君がいい大学には興味がなくて、別の目的地に行きたいのなら、周囲の期待には乗らないで自力で目的地を目指して頑張ってもいいと思います。

それか、周りの期待と自分の目的地の共通点を探すとかね。
例えば、君は漫画家になりたいのに、親は東京大学に入ってほしいと願っているとします。

漫画家になるには、描くテーマについて、たくさんの知識が必要だよね。
東京大学に行かなくてもいいけれど、受験のための勉強は君の漫画の世界を深めることに役立つ部分もあるんじゃないかな?

周りの人の期待は、たどり着きたい場所へ行くために役立てるものだとブイチは考えています。ブイチの考えだけどね。


読んでくれてありがとさん!!