2015年12月26日土曜日

「ありがとう」は、次に進むための言葉

「ありがとう」という言葉は、いろいろな目的で使えます。

例えば、コミュニケーションの道具として使えるよね。
人によくしてもらったときに、「ありがとう」っていうことで、いい関係を築くことができるものね。
「ありがとう」って言われて嫌な気持ちになる人はいないです。

他にもいろいろと、ありがとうという言葉は使えます。
例えば、「ありがとう」は、過去に区切りをつけて、次に進むために使える言葉なんだよね。


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ありがとうって、なにかが終わった節目のときとかによく使われるよね。

例えば、コンビニ。買い物が終わって、レジ袋をさげてコンビニからでるときに店員さんから「ありがとうございました」って言われるよね。つまり、買い物がおわったときに「ありがとう」は使われるよね。

例えば、学校。先生の授業が終わったときに、起立して学級委員の号令のもと、「ありがとうございました」って言うことが義務づけられている学校もあると思います。
つまり、授業がおわったときに「ありがとう」は使われるよね。

例えば、試合。野球でもサッカーでも、試合がおわったあとは相手チームにお辞儀をして「ありがとうございました!」っていうよね。
「ありがとうございました!」って言わないでそのまま帰ると、なんとなく違和感を感じない?

つまり、「ありがとう」って言うことで、自分が体験したことに区切りをつけることができるんだよね。


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「ありがとう」を言うことの反対は、不平不満を言うことです。
そして不平不満を言っている間は、過去の体験に区切りをつけることができないんだよね。
過去にとらわれてしまいます。

例えば、付き合っていた女の子と仲が悪くなって、わかれた男の子がいるとします。
付き合っていた女の子の悪口を言っている間は、次に進めないんだよね。
例えば、街を歩いていたら付き合っていた女の子に似た女の人を見かけたとします。すると男の子の心理は下のようになります。

街で、元彼女に似た女の人を見かける。
 ↓
元彼女のことを思い出す。
 ↓
いらいらしたり、嫌な気持ちになる。
 ↓
嫌な気持ちに引きづられて、しばらく過ごす。もしくは友達に元彼女の悪口を延々と愚痴る。

街で元彼女に似た女性を見かけるたびに、嫌な気持ちになっちゃうよね。
もしも付き合っていた女の子に自分なりに感謝して、区切りをつけた場合、男の子の心理は次のようになります。

街で元彼女に似た女の人を見かける。
 ↓
元彼女のことを思い出す。
 ↓
過去の体験を糧にさせていただいたことを思い出す。感謝の気持ちを思い出す。
 ↓
普段と変わらずに一日を過ごせる。


・・・・・・ね?
過去の体験に感謝したほうがお得でしょ?

嫌な過去に感謝をすることで、過去の体験を糧にすることができるんだよね。
過去に区切りをつけて、前向きになることができるんだよね。
もしも嫌で思い出したくもない過去があるとしたら、多少強引でもかまわないから、ありがとう って言ってみてください。過去の体験を糧にできるポイントが見えてくるからさ。過去の体験に区切りをつけて、先に進むことができるからさ。

例えば、女の子に振られて別れた男の子は、付き合っていた女の子に心のなかで「ありがとう」っていうことで、自分の未熟な点に気づけたとか、人間的に成長できたという事に気づけるかもしれません。もしもずーっと不平不満を言っていたら、そういったことに気づけないし、ずーっと過去にとらわれて生きることになってしまうよね。

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読んでくれてありがとさん!!